残留農薬検査 ワースト1位は今年もイチゴ
残留農薬ランキング 最悪はイチゴ、安全の筆頭はアボカド
九州では無農薬のイチゴも少しづつ増えてきたけど、
慣行のイチゴは64回の農薬散布が通常のところも・・・
イチゴの場合、1つのサンプルから20種類もの殺虫剤が検出されたという。
イチゴとホウレンソウ、モモ、ネクタリン、サクランボ、リンゴは、サンプルの98%以上で、少なくとも1種類の農薬が残留していた。
平均すると、ホウレンソウの残留農薬は他の農産物に比べて1.8倍に上った。今年のワースト12品目のランキングには、「おまけ」として13番目にトウガラシが加わっている。
トウガラシからは、人の神経系に対して有害性のある殺虫剤が検出されたという。
EWGによれば、特に子どもは大人に比べて農薬の影響を受けやすい。2012年の小児学会誌に発表された論文では、農薬が神経発達問題や行動問題、先天性疾患、ぜんそく、がんといった慢性疾患の原因になる可能性を指摘していた。
別の研究では、母親を通じて農薬にさらされる胎児にとっての有害性も指摘されている。
残留農薬の多い果物や野菜は、オーガニック製品を選んだ方がいいとEWGはアドバイスする一方、残留農薬が少ない15品目のランキングは、アボカドがトップだった。
以下、トウモロコシ、パイナップル、キャベツ、タマネギ、冷凍グリーンピース、パパイヤ、アスパラガス、マンゴー、ナス、ハニーデューメロン、キウイ、マスクメロン、カリフラワー、ブロッコリーの順となっている。