(ж>▽<)Enjoy!! Organic Life♪

オーガニックライフアドバイザーのつぶやき

調味料の魅力に迫ろうじゃない会

先日、久しぶりに調味料エバンジェリスト下倉樹さん主催のイベントに参加してきました。

 

そのイベント名が「調味料の魅力に迫ろうじゃない会」読んで字のごとく、調味料にフォーカスした会でした。

 

主催の下倉さんと知り合ってもう何年になるかな〜。

食育推進ネットワーク時代に知り合ってなので、もう5、6年になるのかな?

 

下倉さんもご主人の転勤で今は名古屋にお住まいなので、

自分は大学から名古屋で今は福岡でそれもまた不思議なご縁ですね。

 

 

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この日来られていた調味料のメーカーさんが3組。


【愛知県】角谷文治郎商店(みりん)
http://www.mikawamirin.com/

【福岡県】久留米キッコー(醤油)
http://www.kurumekikko.com/

【石川県】揚げ浜式塩田 角花(塩)
http://choumiryou-evangelist.hateblo.jp/entry/kakuhana

 

それぞれのこだわりと他社や作り方でどう調味料が変わるか

などについてお話をお聞かせいただけました。

 

クルメキッコーこだわりの無添加 杉樽醸造の醤油

 

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筑後川を望む久留米で140年に渡って醤油を作られているメーカーさんです。

野球部しか採用しないというこだわりもまた面白い(笑)

 

実際に、営業の方も醤油づくりを一通り経験されるようですね。

お酒造りの杜氏のように、実際に樽の発酵の際にかき混ぜたりもすると言われていました。

 

脱脂加工大豆ではなく、地元の丸大豆を使った無添加のお醤油がなぜ美味しいのか?

なぜ醸造調味料が良いのか?などのお話とともに、醸造と発酵にどれだけ手間と時間が掛かるのか?そんなお話を聞けました。

 

2年寝かせたもろみ。

 

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これも生野菜スティックに付けていただきました。

深みと旨味があって、なんとも贅沢な。

 

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もろみを絞ると、生醤油ができます。

 

本当に、微生物とか菌の働きってスゴイですよね。

 

 

お話を聞きながら、美味しいお料理も食べられました。

 

会場が美味しいオーガニックカフェだったので、お料理ももちろんこだわりのものばかりでしたよ。

 

会場:オーガニックカフェ Gift(Bar&Party Diary)
住所:福岡市中央区大名1-2-5 イルカセットビル2F
TEL:092-716-2537
https://www.cafe-gift.net/

 

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豚のローストも柔らかくて美味しかったー!

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【石川県】揚げ浜式塩田 角花家 6代目 角花洋さん

 

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ちょっと写真が被ってしまってるんですが💦

 

あのNHKの朝ドラ、「まれ」の舞台になった能登半島のお塩屋さんです。

 

塩は一時期、国の管轄の専売制になっており

多くのお塩屋さんは商売できなくなった時期があったそうです。

 

しかし、 この角花家さんは重要無形民俗文化財として認められており、この地特有の揚げ浜式という製塩方法をを残すことを目的に、国の許可を受けて作り続けて来られたそうです。

 

なので、お塩屋さんで6代目というのは他に例がないようで、

そういう意味では日本最古の製塩所と言ってもいいのでは?

 

角花さんのお塩は朝ドラの影響もあり、

現在購入することが難しく、現地に行ってお店で買うしか手段は無いようです。

それも、一人一個の限定!

 

ネットでの直接購入は現在予約待ちとのことです。

ということは、製塩のシーズンが始まる来年まで買えないということですね。

 

年間にたった2トンしか作れないそうです。

 

このお塩の作り方は初めて知ったんですが、実際に現場で見てみたいな〜。

詳細はぜひ下倉さんのブログを見てみてくださいね。

http://choumiryou-evangelist.hateblo.jp/entry/kakuhana

 

なんと、その貴重なお塩を参加者全員にプレゼントで頂けました〜!!!

しかも、1人1個購入もできたので、めちゃくちゃラッキーでした(笑)

 

 

角谷文治郎商店さんのみりん
http://www.mikawamirin.com/

 

角谷文治郎商店の社長が愛知から来てくださっており、こちらも貴重なお話を聞かせていただけました。

 

愛知県の発酵文化ができたきっかけや風土についてから

一般的なみりん風調味料と本みりん、そして三河本みりんの違いについて。

 

普通の本みりんも水増しできちゃうんですね。。。

 

なので、本みりんと三河本みりんでは同じお米の量からも、作れるみりんの量が全然違うそうです。

 

さらに、三河本みりんではIFOAM(アイフォーム)基準でのオーガニック認証をとった有機玄米を使っているそうです。

日本の有機JASマークはとってないけど、有機の基準よりはるかに厳しい基準で作っているとのことでした。

 

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この赤みがかったみりん

かなり甘みがあって、香りが良くて

みりんと説明されずに飲んだら、何を飲んでるかわからないでしょうね。

 

甘みの強いワインのような。

 

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こちらもプレゼントで頂けました〜!!

 

 

 

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クルメキッコーさんの絞り機

 

クルメキッコーさんからも、生醤油をいただけましたよ。

こんなお得なお話会、なかなか無いですね(笑)

 

sozaiya-organic.com

SOZAIYAの方でも、オリジナル調味料とか作りたいと思っているので、

非常に参考になりました〜!

 

無添加の出汁醤油や万能タレなんかもあったら嬉しく無いですか?(笑)

 

下倉さん、お話いただいたメーカーの皆様

貴重な機会をありがとうございました〜!!