世界のオーガニック認証(USDA)
こんばんは!!
熱中症になる人がとても多いようですね
お盆も終っても、まだまだ秋まではしばらく暑い日が続きそうですね。。。。。
暑い日には水分補給と言いますが、人は一度に250ml程しか吸収できないと言われています。
がぶ飲みせずに、こまめに水分は補給しましょう♪
さて、今回はオーガニック認証第2弾。
今回はUSDAについてです。
このマーク見たことあるでしょうか?
USDAとは、United StatesDepartmentofAgricultureの略称。
米国農務省のことです。
日本の農林水産省にあたる政府機関です。
この基準は、世界基準の中で最も厳格なものとも言われています。
一時期アメリカには数多くのオーガニック認証団体があり、各団体により認定基準が異なるという問題点がありました。
そこでそれではいかん!とアメリカ農務省指導により、オーガニック認定全米統一基準が制定されました。
内容は、米国農務省の基準によって、認可を受けた認定機関のみが、
オーガニック認定を行い、USDA Organicマークを付けることができるというシステム。
システム的には今の日本の有機JASと同じですね。
USDA Organicは、日本で言えば有機JASにあたり、主な品目はもともと食品の基準です。
ただし、日本と同じでアメリカでもオーガニックコスメについては、まだ明確な基準が確立されていません。
なので化粧品に対してオーガニック食品基準であるUSDAが採用される場合も多いです。
アメリカの政府が『オーガニック』と認定する基準は、極めて厳しいものです。
具体的に米国農務省(USDA)の農作物オーガニック基準とは
◆「米国使用認可合成物質および使用禁止自然物質リスト」に従った原材料および加工原料を使用ものとする。
◆有機農場が認可されるのには、最後の禁止物質使用から3年を経ていなければならない。
◆有機生産には、遺伝子組み換え作物、放射線照射、下水汚泥肥料の使用を禁止する。
◆更新と検証は毎年
◆生産農家は、毎年レポートを提出
◆検査官は政府から認証されていること
等々です。
認定に際して
◆農地および加工施設の立ち入り検査
◆記録の検査
◆土壌や水の定期的検査
なども行っています。
オーガニック農家に対する抜き打ち検査も行っています。
表向きは有機肥料をつかいながら、裏では農薬や殺虫剤を使用するということを防ぐためです。
民間の監視機関もあります。
4種類ある以下のオーガニック表示のシール使用の規則も厳格です。
100% Organic
有機生産された原料だけで作られている。(USDAオーガニックマークを貼付可)
Organic
水と塩を除いた質量で、製品の95%以上が有機生産された原材料で作られており、残りの5%までが「米国使用認可合成物質および使用禁止自然物質リスト」で認められた非農業生産物からできている。
有機という形で商業生産されていない原材料を除いて、すべての農産原材料は有機生産されたものでなければならない。
(USDAオーガニックマークを貼付可)
Made with Organic
原材料の少なくとも70~95%までが有機生産物。
含有する非有機農産原材料には、遺伝子組み換え農産物および下水汚泥肥料の使用を不可。
また、放射線照射を行うこともできない。
(USDAオーガニックマークを貼付は不可)
Less than 70% Organic
有機原材料が70%未満。
原材料表示の原材料名に「Organic」と記載可能。
(USDAオーガニックマークを貼付は不可)
最近の福岡は夕方になるとスコールが降ります(笑)
もう亜熱帯地域と言ってもおかしくないですね。。。。