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オーガニックライフアドバイザーのつぶやき

疑うという選択肢。

こんばんは!


久々にちょっとシビアな話。




重い話はちょっと、というかたはスルーしてください。




でも、とても大事な話だと思います。









いま、たまたま読む機会があり、この本を読んでいます。




NHKスペシャル うつ病治療 常識が変わる/NHK取材班
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読み進めていくうちに、感じたことが


アトピー」の現状と全く一緒だということ。







具体的に説明すると



医者の処方が原因で病状が難治化している例が多々あるという点。

(もちろん、そうでないケースもたくさんあります。)




両方の病気とも、時代の変化に伴って症状が多様化・複雑化している。

そして、治療法も複雑化しているんです。






それなのにも関わらず、医療の体制は整っていない。


というか、変化に追いついてない。




成果が上がっていなくても、診断方法治療方針変更されてない






3分診察


  ↓


多剤処方 (アトピーステロイド処方)


  ↓


症状悪化


  ↓


薬が増える、強くなる


  ↓


医者への不信感


  ↓


医者ジプシー


  ↓


患者の増加


  ↓

患者に対する医師不足





この悪循環で、大学病院などはより多くの患者を限られた時間で診なければならず、

さらに患者の扱いが粗雑になる。



症状が悪くなったら、薬を増やす。


それしか治療法を知らないから。




基本的に、薬は一種類での効果を保障されているものであって、

同じ症状に対する効果があるものだとしても、種類が増えたからといって

効果的になるわけではないんです。

(これも全てとは限りませんが)



身近な例でいうと、

バファリンで頭痛が治まらないからといって

バファリンロキソニンを一緒に飲めば作用が大きくなるとは言えないということ。




なのにもかかわらず、

精神科では初診で抗うつ薬が数種類出されることもあるとのこと。




皮膚科では、原因不明の湿疹、虫刺されなどでも

ステロイドを簡単に処方します。



それ以外の治療法、処方は見当もせず。。。




なぜなら、それが医師の世界ではセオリーだから。



木を見て森を見ず。


症状を見て、その人を見ていない。




医者だからと言って、全て正しい判断ができるわけではないということ。




よくよく考えると、当たり前のことでも、

実際に自分が受診している医者が間違ったことを言ってるなんて、

微塵も思わないでしょ?




そのためか、最近はセカンドオピニオンという言葉も一般的になってきたんでしょう。




病院によっては診断結果が変わってくることも。


でも、それっておかしい話。









自分も去年、尿管結石になったときに2つの病院に行った。





Aの病院では、


「石のの大きさが自力で出すことはできない大きさだから、手術しかない。」


「来週から連休だから、すぐに入院して手術したほうがいい。」



という診断結果。






もちろん、いきなり手術って言われても

納得できないから、



「考えます。」と言うと、



驚いた様子で「え?なんで考えるの?」といった態度。




看護師さんに淡々と手術の必要性を語られた。





業を煮やして、


セカンドオピニオンを聞いておきたいので。」というと、


「はぁ。そうですか。」と渋々。






結果的に、セカンドオピニオンを聞くための病院に行く暇がなく、


そのまま3か月ほど経過。





その間、毎日茶こしで出てこないかチェックはしてましたが(笑)





ある日、ちゃんと石が出てきたんです!!


それで、分析のためにB病院に頼みました。




その石を分析してもらって、石ができた原因を調べれるんですね。


その原因によって、対策が変わってきます。







そして、


Bの病院では、


「この大きさなら、自分で出せる可能性も十分にあったはず。」


「出てきたってことは、尿管が太めだから今後石ができても自分で出せますよ。」



との分析結果。







もう唖然でした。



あれだけ自信満々に「手術しかないです。」と言っていたのに。




あのA病院での診断はなんだったんだ?



しかも、そのA病院というのも、ネットで検索して上位に出てくる


結石の専門病院ですよ?






医者があぁ言えば、患者は疑うことすらしないんだろうな。






その結果、不必要な手術をしている人がたくさんいるはず。








上記の本の中で、

医者を選ぶときの注意点5か条というものが書いてありました。


他の病気でも通ずるところがあると思います。





①薬の処方や副作用について説明しない


②いきなり3種類以上の抗うつ薬を出す(初診、あるいは最初の処方で)


③薬がどんどん増える


④薬について質問すると不機嫌になる


⑤薬以外の対応法を知らないようだ








セカンドオピニオンを聞きに行くということは、


自分の主治医を疑うみたいで、したくはない。


今まで自分がしてきた治療法が間違ってると思いたくない。


という気持ちもあるはず。



でも、逆に主治医が正しいと確認するためにも必要だと思う。







特に、アトピーうつ病は診断が難しい。


原因、治療の効果もわかりにくいため、


診断が違ってくること

治療法が違ってくること も十二分に考えられる。





じゃあ、何を基準にいい医者だと判断すればいいのか?





それはすごい難しい問題だと思う。






だから、一定期間で治療の効果が感じられなければ、

一度別の医師にもかかってみるということもひとつの手段だと思う。





当たり前に医者と長期的な治療方針についても話せるような仲でないといけないと思う。





そういうことができる医師が少ないことも日本の課題。





医師も患者の正当な評価をしっかりと受けて、公表するのも一つの手だと思う。




話が長くなってきてまとまらなくなってきた(笑)




この続きはまた次の機会に。。。