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オーガニックライフアドバイザーのつぶやき

責任と背景

今日は近所でお祭りをやっていますうちわ


夏ですね~


行く予定はないのですが、周りが騒がしいのでなんかちょっとワクワクしますね♪




先日の考え方という記事。


予想以上に反響があり驚いています叫び





それで、お肉についてちょこっと調べてみました。



色々な考え方、背景がありますね。


こういったことは知っていなければいけないと思いました。


いくつか参考になるブログや記事があったので、転載させていただきます。




1食糧問題


お肉を作るときの上げられる問題についてです。



食物連鎖のピラミッドを思い出してください。

上位にいけばいくほど、反比例してその生物の数は少なくなります。



食べる側が増えれば、食べられるものが少なくなるので食糧不足になるのは明白ですよね。




逆に言えば、動物の肉を食べると言うことは、人間の数を動物よりも減らさなくてはならないと言うことなのです。

しかし、人間の数を減らすのは容易なことではありません。




現状、人口は一日約20万人づつ増えています。




肉食は非常に非効率的な(人の食料を減らしてしまう)食糧消費なのです。


牛肉1kgを作るのに、エサとして穀物が7~11kg、

豚肉1kgには穀物4~7kg、

鶏肉1kgには穀物3~4kgが必要になってしまう。




こうしたエサ用穀物の増大が、生産量としては足りている食糧が、世界の全員に行き渡らない大きな原因になっています。




南米の貧困地域では、飼料用穀物が多く生産されているが、この穀物は農場の近辺に住む人々の手には入らず、遠い日本やヨーロッパの動物の餌になります。




日本は多くの飼料用穀物をアメリカから輸入していますが、一部南米などからも輸入しています。

日本が26万トンのとうもろこしを輸入質得るアルゼンチンでは、1000万人が飢餓にあえいでいるとも言われています。


ドキュメンタリー映画「ナイルバーチ」より





以下は参考URLより引用




現在行なわれている大規模畜産及び肉食には、以下のような様々な問題点があります。


環境面・・・森林破壊、過放牧による砂漠化、地下水の枯渇、家畜の糞尿による
         大気汚染及ぴ水質汚染、水資源及びエネルギーの大量使用

生物面・・・森林と草原と河川における野生動植物を減少させ、生物多様性を破壊

食糧面・・・穀物の大量消費、世界の飢餓と栄養不足の人々、土地利用の効率の悪さ

倫理面・・・肉を食べなくても生きられる人間が、嗜好のために家畜に苦痛と恐怖を与えて肉食をすることの

         倫理的問題。


健康面・・・狂牛病の恐れ。"心臓病や大腸がん,前立腺がんなど様々な病気のリスク。医療費増大の一因にも。


では、環境面と食糧面の問題を細かくみてみましょう。




森林破壊と砂漠化

ハンバーガー1個を作るために、森林が少なくとも5~10㎡破壊されています。

環境破壊のコストを考えると、たった200円のハンバーガーの本当の値段は1個数百万に値します。


過去40年間に、南米の熱帯雨林の40%が牛肉生産のために焼き払われており、アマゾンの
森林はあと50年で消滅するとも言われます。

こうして育てられた牛は、北米のファーストフード店のハンバーガーになるのです。


土地の再生能力を超えた過放牧が、地球のあちこちで砂漠化をもたらし、生物多様性をも破壊しています。

進む一方の砂漠化は、遠からず、人類に飢餓をもたらすでしょう。





地球温暖化


一方メタンガスは、CO2の約20倍の温室効果がありますが、その内の16%が牛などの反芻動物のげっぷによるもので、更に5%が家畜の排泄物によるものです。


先進国で牛肉を食べる量を半分に減らせば、全世界のCO2排出量を22.5%減らせるそうです。



人為的に繁殖させて増やした結果、現在、牛は世界中で13億5000万頭います。




牛の糞尿の間題

人間5人に対して1頭の牛がいる割合です。


1頭の牛は、1日20~40kgの糞と15~20リットルの尿をします。


これらが大気と河川を汚染し、土壌を覆います。

牛の糞は水分が多く、ほとんど土に還りません。

また、過放牧で荒れた土地では、牛糞を分解する微生物までが全滅してしまっているのです。


参考図書:「まだ,肉を食べているのですか」ムハワード・F・ライマン著 三交社
      「もう肉も卵も牛乳もいらない」エリック・マーカス著 早川書房
      「ぼくが肉を食べないわけ」ピーター・コックス著 築地書館



水資源、牛丼1杯に必要な水はなんと1.9トン風呂おけ約10杯分!



世界中で消費される水の約半分が、牛肉とその飼料に使われます。

牛肉1kgを作るには、約20トンの水が必要なのです。






日本は世界一の水の輸入国。


農産物や工業製品を輸入することで、大量の水(仮想水)を輸入しています。

その6割がアメリカからです。

アメリカ中西部のオガラーラ帯水層が牛肉生産などのために枯渇しているのには、日本も一役買っているわけです。





エネルギー 1kgの牛肉のために約8リットルのガソリンが使われています。

飼料となる穀物の栽培・農薬撒布・収穫に使う農機具、家畜の輸送・肉の冷凍輸送に使うトラック、畜舎の空調設備などに使われるエネルギーです。




ガソリン以外に、もちろん電気も使います。







牛肉が環境に与える負荷をまとめてみると‥・



1個のハンバーガーが費やすもの

おにぎり65個分の米

17回シャワ-を使える水670リットル

車が40km走れるガソリン



1個のハンバーガーがもたらすもの

小型自動車が20km走るのに匹敵する大気汚染

3.4kgの地表の浸食

23kgの牛の糞と13リットルの尿

10㎡の森林破壊


食糧問題


肉を作るためには、飼料となる多くの穀物を必要とします。

1kgの牛肉を作るためには16~48kgの穀物が必要なのです。




世界の穀物生産量の約40%が家畜の飼料になります。

トウモロコシは75%が、大豆にいたっては90%が飼料になっています。


日本も大量の大豆やトウモロコシを飼料用に輸入しています。




アメリカの農地の85%が飼料の栽培に使われています。

発展途上国の肥えた土地も、そこの住民の空腹を満たすためでなく、先進国のための飼料栽培に使われているのです。




1人が肉食をやめれば、あと4人を養うことも可能なのです。

肉を作るための穀物を分配して、人間が直接消費すれば、世界中で飢えている8億3000万の人々の空腹もいやされるでしよう。



1000 ㎡の土地で牛肉を作ろうとすれば28kgにしかなりませんが、じゃがいもを作れば4500kgも収穫できます。




週に5回肉を食べていた人が3回に減らせば、少なくとも餓死する人はいなくなるというデータもあります。


世界の人口(現在63 億人)は増え続けています。

50 年後には100 億人を超えるでしょう。

地球は100億の人口を養えません。


今のままの肉食を続けていては、全世界規模で飢餓が訪れるでしよう。


食糧の公正な分配は困難なことですが、土地の生産能力の回復のためにも、まず肉の需要を減らし生産を減らしていくことが必要なのは明らかです。



ひとりひとりが出来ることから始めませんか。




参考HP
ベジタリアンネットワーク
http://www7a.biglobe.ne.jp/~arugama-ma/vegetarian/index.html

肉食を考える 肉食.com 
http://www.nikushoku.com/index.html
ゆまにて 肉食文化と食料危機 
http://www.kenyo.net/yumanite/kiki.htm

slowcafeずくなし http://zukunashi.naganoblog.jp/e483842.html 


以上。




穀物についてなどはよく耳にするのですが、水や温暖化について、ガソリンや森林破壊などについては

あまり耳にしたことがなかったので、引用することにしました。






2牛の知能


近年、イルカやクジラなど同じ哺乳類で知能の高い動物を食すことが海外から批判的な意見もでています。


しかし、牛や豚などの家畜はどうでしょうか?



決して知脳が低いとは言い切れないと思います。




と殺場へ向かう車に乗るときには涙を流す牛もいるそうです。

トラックに乗るのを嫌がり、暴れる牛もいるとのことです。



必ずしも肉からしか得られない栄養素はないと言っていいでしょう。

人間のわがままのために恐怖を与え、いのちを奪うということは大きな罪かもしれません。



最近は肉の代わりになるようなものも増えてきています。

調理方法では分からないくらいに美味しく調理もできますし。



このようなことがわかってきた今の世の中だからこそ、考えるべきことかもしれません。



もっと多くの人が植物タンパクなどに興味を持って、メーカーがニーズを感じれば、

最先端の技術で肉と変わらないものも増えていくのではないでしょうか?



知らなかったから行動しない

    ↓

わかっていても行動しない

    ↓

わかったから、少しでも減らしてみる



あなたはどれを選ぶでしょうか?



少し減らすだけでも、多くの人が動けば影響力は計り知れません。


今現在、畜産で生計を立てている方もいらっしゃいますし、その方々を否定する気は毛頭ありません。


明日から肉を一切食うなとも言いません。

ただ、上記のような犠牲、負担、リスクの上で成り立っているということを食べるときにふと思い出してみてください。


上記のようなことを世界中の人すべてが知っていたら、今の世の中はどうなるでしょうか?

今とまったく同じような状況だと思いますか?


このような現状を知って、何かを感じていただけるだけでも嬉しいです。

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歴史上の人物でベジタリアンの人として


ピタゴラス、ダ・ビンチ、エジソンガンジー、バーナード・ショウ、宮沢賢治


演劇や音楽の分野では、リチャード・ギア、マドンナ、マイケル・ジャクソンホイットニー・ヒューストン


スポーツ界では、カール・ルイスエドウィン・モーゼスなど、


各界に沢山のベジタリアンがいます。

中でも、オリンピック陸上競技で3大会連続金メダルを獲得したカール・ルイスはビーガン(純粋菜食)のようです。





福岡にはこんなに素敵なハンバーガー屋さんがありますよ!


マナバーガーさん

ナチュラルジャンクを目指した美味しい大好きなハンバーガー屋さんです。



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つまり、肉を食べるということは、そのままで食べられる穀物を肉という形にして食べることです。
先進国の人間は、1人年間1000kgの穀物を、その多くを肉という形に変えて食べているのです。


地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの内、約60%がC02、約20%がメタンガスです。
人為的に発生するC02 の5分の1は畜産業に由来します。