本物の美肌を手に入れるシリーズ
日差しが強い夏、日焼け対策してますか?
世の中の女性で肌に興味がない人は恐らく皆無でしょう。
アトピーの人に限らず、肌の美しさには憧れがあります。
透き通るような白い肌
艶のあるこんがり小麦肌
しかし、肌についてや化粧品についてどの程度の知識が備わっているでしょうか?
自分もそんなに詳しくは知りませんでした(笑)
これから共に学んでいきませんか?
ということで、ご存知の方も多いかとは思いますがまずは肌の仕組み、構造から。
肌は
◆表皮
◆真皮
◆皮下組織
外側からこの3つに分けれます。
◆表皮◆
顔の表皮の厚さは平均してたった0.1~0.2㎜
目の周りは0.07㎜くらいです。
外的刺激から肌を守り、水分を保つバリア機能の役割を果たします。
さらに細かく4つの層に分かれています。
角質層
顆粒層
有棘層(ゆうきょくそう)
基底層
角質層
みずみずしい肌、潤いのある肌のキーになる層です。
化学物質、紫外線、細菌からの侵入を防ぐ役割があります。
角質層は10~20%の水分を含み
死んだ表皮細胞(角質細胞)と角質細胞間脂質が結びついて適度な水分量をキープしています。
角質細胞間脂質はセラミドと呼ばれる保湿成分が40%を占めていますが、このセラミドが減ると角質細胞同士のむすびつきが崩れ、肌のバリア機能が低下します。
肌の水分量が落ちるため、外からの刺激に弱くなってしまうのです。
正常な角層では、そのpHが4.5から6.5という弱酸性領域に保たれるため、細菌繁殖を抑制します。
顆粒層
顆粒層では角質層へといくための総準備がなされます。
顆粒層の細胞がきちんと働いてくれないとバリア機能の高い角質層は産生されません。
有棘層(ゆうきょくそう)
表皮の大部分を占めており、細胞間をリンパ液が流れています。
おもに表皮細胞の栄養補給を担っています。
基底層
表皮細胞を生み出しているのが表皮の一番内側にあるこの基底層です。
新しい表皮細胞を作り出す、いわば工場のような場所です。
外部からの刺激に反応してアレルギー反応をおこしたり、紫外線をブロックするためにメラニン色素を作るのも基底層の役割です。
表皮の一番下の「基底層」には、メラニン色素をつくる メラニン形成細胞(メラノサイト)があります。
ここに、メラニン色素が残ったままになると、「シミ」となります。
◆真皮◆
肌のみずみずしさを生み出すのが「表皮」なら、真皮は若々しい肌の源となる層です。
スポンジのような構造をしていて、コラーゲンという網目状のタンパク質が70%を占めています。
このコラーゲンやエラスチンは肌の弾力を保つはたらきがあり、劣化すると肌の弾力が失われてシワやたるみを引き起こす原因となります。
また真皮には、水分を保つヒアルロン酸やコンドロイチン酸が多く含まれていて、肌のハリを生み出します。
ヒアルロン酸は水分を含む力が強いので、たくさんあるほど真皮がみずみずしくなるのです。
しかし残念ながら、ヒアルロン酸は年齢とともに減っていき、食事などで補うことはできません。
真皮の中に繊維がはりめぐらされ、その間にたっぷりの水分が蓄えられることで生み出される、肌のハリと弾力。
しかし加齢やストレスなどによって繊維が衰え、水分が減ることで肌の老化が進むのです。
◆皮下組織◆
真皮と筋肉・骨との間にある部分で、脂肪を含んでいます。
エネルギーを蓄える働きがあり、熱の透過を防ぐ等
外部の刺激から内部を守るクッションの役割をしています。
ここからが本題
女性が大好きなキーワード
コラーゲン
化粧品などにもよくキャッチコピーとして使われていますよね?
これらがどのように体に働くのか?
次回のお楽しみに