オメガ3
こんばんは!
今日も寒いですね~。
福岡でも場所によってはかなり積もっていたようです。
みなさんくれぐれも事故には注意されてくださいね~。
今日も引き続き油のシリーズ。
テーマはオメガ3
最近は流行っていることもあり、耳にすることも多いのではないでしょうか?
どんな油で、どんな役割があるのか早速行きましょー!
オメガ3とは多価不飽和脂肪酸です。
先日の記事で書いてありましたよね♪
オメガ3で代表的なものが
EPA (エイコサペンタエン酸)
DHA (ドコサへキサエン酸)
α(アルファ)-リノレン酸
DHAは一時、魚に豊富に含まれるからと言って流行りましたよね?
EPA,DHAはサバやイワシなど、背の青い魚に含まれています♪
α(アルファ)-リノレン酸は
フラックスオイル(亜麻仁油)やえごま油(しそ油)に多く含まれます♪
そもそも、なぜこのオメガ3が注目されているのか・・・・
答え⇒大切なのに足りていないから
シンプルです。
現代人の食事では圧倒的にオメガ3が足りていないと言われています。
そして、オメガ3を適量摂取することで効果として
◆脳の健康を維持する
◆骨を丈夫にする
◆アトピーなどのあらゆる炎症を抑える
◆不妊症を改善する
◆肥満を予防する
◆免疫力を高める
これらが期待できます。
前回の記事でもちょこっと書きましたが、
⇒細胞膜は脂質で構成されていますが、トランス脂肪がここに入り込むと
細胞膜の構造や働きが不完全になってしまう恐れがある。
ここ!
これがかなり影響大きいです。
結局、オメガ3が不足すると現代の食事に多く含まれるトランス脂肪酸が
代わりに使われてしまうんです。
その結果、正しい仕事ができず様々な変調をきたす原因として
問題視されています。
オメガ3とオメガ6は必須脂肪酸と言われています。
体内では合成できないため、食べ物などから摂取する必要があります。
そして、このオメガ3とオメガ6は摂取量のバランスが非常に大切です。
なぜか?
体内で
オメガ3⇒EPA
オメガ6⇒アラキドン酸 というものに転化して細胞膜を構成します。
先日までの記事でも書きましたが、細胞膜の役割は
◇細胞内に酸素や栄養素を取り込む
◇細胞内で発生した老廃物を排出する
◇細胞同士の情報を伝達する
◇有害物質の侵入を防止する
非常に面白いのが、オメガ3とオメガ6は体内で全く正反対の働きをするんです。
オメガ3⇒細胞を柔らかく
オメガ6⇒細胞を固く
同じ多価不飽和脂肪酸という脂質なのにですよ。
そして、それぞれを原料にエイコサノイドを作ります。
*エイコサノイドとは? 限られた部分でホルモンのように様々な体内機能を作用することから、「局所ホルモン」とも呼ばれる。トロンボキサン、プロスタグランジン、ロイコトリエンといったいくつかの種類がある。
そして、やはり
オメガ3由来のエイコサノイド
と
オメガ6由来のエイコサノイド
も相反する作用をします。
これらもどちらが良くてどちらが悪いというわけではなく、
バランスの上に成り立っています。
そのため、オメガ6が多くなればアレルギー体質で炎症をおこしやすい体になってしまうのです。
それが現代人といえます。
外食で摂取するアブラ、市販のサラダ油の多くはトランス脂肪酸とオメガ6です。
理想の比率は
オメガ3:オメガ6=1:4以内
と言われています。
オメガ6は把握しずらい分も多いので、
めざせ1:2くらいでちょうどいいかもしれませんね。
一日大さじ1~2杯を目安にそのまま飲んでもOKです。
*オメガ3は多価飽和脂肪酸なので不安定!!なので加熱は厳禁です!!!
ぜひ生でサラダにかけたり、そのまま飲んでください♪
購入のお勧め
オメガ3を摂取するなら1番のお勧めはやはり
フラックスオイル
特にカナダ北部産の物が品質的に優れていると言われています。
なぜフラックスオイルがお勧めなのか?
アルファリノレン酸の含有量がずば抜けて多いためです。
一般的な家庭の植物油は
オメガ3⇒1~10%
オメガ6⇒1~75%
フラックスオイル(良質なもので)
オメガ3⇒60%
オメガ6⇒15%
*そのほかにも飽和脂肪酸もオメガ9も少量含んでいます。
あと、フラックスオイルを選ぶポイント3つ!!
◆低温圧搾(コールドプレス)⇒作られ方
◆オーガニック⇒育てられ方
◆遮光ビン⇒保管の仕方
しそ油などもいいのですが、遮光ビンに入っているものが少ないので・・・
これらについてはオメガ9のところで細かく書く予定です!
オメガ3を含む食品としては
・サーモン、マグロ、イワシ、サバ、ブリ、さんま
・大豆製品
・くるみ
・ケール、ホウレンソウ、からし菜 など
ちょっと長くなってしまった。。。。
反省、反省。。。。
次回はオメガ6!