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オーガニックライフアドバイザーのつぶやき

トランス脂肪酸の害

こんばんは!!



前回はトランス脂肪酸の対応についてでした。



欧米や韓国でもすでに国レベルで対応がされているのにもかかわらず、

日本では把握しているにもかかわらず、対応する必要がないという見解でした。



トランス脂肪酸のトランスとは?


どういう意味なのでしょうか?



トランスフォーマーっていう映画もありましたね(笑)




トランス=反対側、超えて、変えて


といったような意味です。




トランス脂肪酸の作られ方について


昨日の記事⇒こちら  でも書いていましたが、炭素くんの話を思い出してください。



マーガリンなどは植物由来だとよく聞きますよね?



なので、手が余っている不飽和脂肪酸のほうです。




そして、常温では液体状の植物油を固めるにはどうすればいいでしょうか?

それも昨日の記事に書いていましたが、水素さんがくっついてればいいんです。



手が余っていれば余っているほど不安定ですが、手が塞がっていけば安定化して

固化します。




何が問題かというと、それを人工的にあてがうことです。



無理やり炭素くん水素さんを結合させることで飽和脂肪酸ような

自然界には無いアブラが出来上がるのです。




脂肪専門の化学者達は、実際に「オイルをプラスチック化する」という

言葉を使うそうです。



顕微鏡でのぞくと、プラスチックの構造にそっくりだとも。。。。




*もしご自宅にマーガリンがあれば、バターと並べて違うお皿に乗せて

 台所で放置してみてください。

 何日でカビが生え、虫がたかってくるのか。。。

 

 (自分もやってみたいのですが、残念ながら家にはないし買う気もないので(笑))







では、懸念されているトランス脂肪酸の害について



宝石ブルー細胞膜への影響

宝石ブルー体内コレステロールのバランスを崩す

宝石ブルー糖尿病を引き起こす

宝石ブルー免疫力を下げる

宝石ブルー脳にダメージを与える

宝石ブルー太りやすく、痩せにくい

宝石ブルーアトピーの一因でも




宝石ブルー細胞膜への影響


まず、細胞膜の役割として


◆細胞内外の浸透圧を調整

◆細胞に必要な酸素や栄養を吸収する

◆細胞内で発生した老廃物を排泄する

◆情報を細胞間で伝達する


⇒細胞膜は脂質で構成されていますが、トランス脂肪がここに入り込むと

 細胞膜の構造や働きが不完全になってしまう恐れがある。


その結果

◇細胞自体の働きが弱くなってしまう

◇細胞に必要なものが流出してしまう

◇有害物質が侵入しやすくなってしまう


これらが全身で起こってしまうんです。





宝石ブルー体内コレステロールのバランスを崩す


肝臓にダメージを与えて、体内のコレステロール合成量を調整する機能を崩します。

その結果、LDLコレステロールが過剰生産され、血液中の均衡が崩れてしまいます。

動脈硬化が進行して、最終的に心臓病のリスクを非常に高めてしまいます。






宝石ブルー糖尿病を引き起こす


糖尿病は「糖質の代謝異常」です。

それをコントロールするのが、インスリンとグルカゴンというホルモンです。


トランス脂肪酸は細胞膜の構造を不安定にするため、いくら体がインスリンを分泌しても、

それをキャッチする細胞膜の受信機能が鈍くなってしまいます。


特に注意してほしいのが妊婦。

妊娠中はホルモンの仕組み上、どうしても血糖値が上昇しやすくなります。

このため、今まで潜んでいた糖尿病体質が妊娠をきっかけに表に出やすくなります。


妊婦の糖尿病は年々増加傾向にあり、なかでも妊娠初期に血糖値が高い場合、

心臓病など先天性の異常を抱えた子供が生まれる確率が高いことが指摘されています。

(日本糖尿病・妊婦学会)




宝石ブルー免疫力を下げる


DNA修復酵素や免疫系に発動の指令を下すのが、細胞から伸びている糖鎖

呼ばれるヒゲのようなもの。


糖鎖はいわゆるアンテナの役割をします。

異物の侵入をキャッチすると、細胞間に情報を伝達して免疫系の機能を発動します。


消防や救急の情報センターのような役割ですね。



また、細胞膜そのものにも発がん性物質が細胞内に侵入するのを防御する

重要な役割があります。


細胞膜が主に脂質でできているため、ここにトランス脂肪が入り込むと

細胞膜の構造や働きが不完全になってしまう恐れがあります。


糖鎖が正しく機能しなくなるため、免疫系統は正しい働きができません。

免疫力は低下。


それと同時に、活性酸素などの有害物質が細胞内に簡単に侵入できるようになり

これらの攻撃で細胞は酸化。

遺伝子が傷付いた結果、異常が起こってガン化するのです。


トランス脂肪酸は体内でこの活性酸素も大量に作り出してしまうと言われています。








宝石ブルー脳にダメージを与える


イギリス オックスフォード大学のピュリ医師らは


トランス脂肪酸は脳の活動に必要な酵素を破壊し、注意欠陥障害(ADD)、

注意欠陥多動性障害(ADHD)などを引き起こす大要因になる。」


というレポートを発表。



脳の60%は脂質で構成されており、脳と油の関係は密接です。


ここでも特に妊婦、乳幼児には油のとり方は気をつけていただきたいです。


人間の脳は胎児期に盛んに細胞分裂を行い、出生後1年で約80%が完成。

3歳までに神経回路が決定されると言われています。



一度出来上がった神経回路は、別の回路には組み替えられません。

そのため、胎児期から幼児期にかけて「脳の栄養失調」が続くと、

知能や人格形成に大きなダメージを与えると言われています。


妊婦がトランス脂肪酸を含んだ食事を多く摂っていたり、乳幼児に

トランス脂肪酸たっぷりの菓子類などを与え続けていると、

脳神経の形成に大きな障害となる可能性は少なくないでしょう。



実際に、アルツハイマー認知症ADHDの人は脳の神経細胞中にオメガ3

非常に少ないことがわかっています。


脳の情報伝達にかかわる神経細胞の細胞膜にはオメガ3が欠かせません。

脳の神経細胞にはオメガ3が20%以上含まれてはじめて

情報が正しく伝達されると言われているからです。


*オメガ3についてはまた改めて書きます!!





宝石ブルー太りやすく、痩せにくい


トランス脂肪酸は人工的に加工されており不自然な構造をしています。

プラスチックが土に還らないのと同じように、プラスチックと似たようなトランス脂肪酸

体内に入ってきても人間の体がなかなか代謝できません。


それでも分解しようとするため、大量のビタミンとミネラルが消費されます。


本来、他の役割の為に使用されるはずのビタミンやミネラルが無駄に消費されるのです。

そして、代謝しきれずに残ると内臓脂肪として蓄積されてしまいます。






宝石ブルーアトピーの一因でも


トランス脂肪で構成された細胞膜は、正常な情報伝達ができません。

そのため、腸壁を構成する細胞にトランス脂肪酸が入り込んでくると、

消化の時にうまく分別できません。


そのため、異種タンパクを吸収してしまい、血液が反応し排泄の働きが

活発になってしまいます。



対策として

まず3か月で腸壁を作りかえましょう♪


3か月で約8割以上が再構成されます。


トランス脂肪酸を徹底的に3か月避ける。

そしてオメガ3を意識的に摂取する!!


以上のように、トランス脂肪酸に限っては必須脂肪酸とは違い


百害あって一利なし




次は、今回の記事でも出てきたオメガ3について!!!



1脂肪とは


2トランス脂肪酸


3トランス脂肪酸の害


4オメガ3


5オメガ6


6オメガ9


7アブラ 選び方