(ж>▽<)Enjoy!! Organic Life♪

オーガニックライフアドバイザーのつぶやき

田中優さん 講演会 その② 資料を追記

こんばんは!


昨日に引き続き、講演会の内容をシェアしたいと思います。



当日知ったんですが、USTREAM配信されていたようで、

告知していれば皆さんとシェアできたようです(笑)



昨日の会場は満席で、立ち見の方もおられました。


意識の高さがうかがえました。




では続きを。




今回出てきている放射能は爆発で出てきたわけではない。



チェルノブイリは爆発した。


温度が高いと金属すらも気化させてしまう。


プルトニウムやウランなども。



今回気をつけるべきものは、目に見えない気体で飛んでくるもの。





ヨウ素セシウム


ヨウ素甲状腺に溜まってくる。


ヨウ素はもともと生物には必須の元素である。



ヨウ素は水に溶けやすい、生物が海にいるときにはその辺にあったが


大昔の祖先が陸に上がってきた。




陸ではヨウ素は不足するので、空気中などのヨウ素をできるだけ


取り込めるような体に進化してしまった。




自然界にはもともと放射性のヨウ素は存在しなかった。



放射性のカリウムは自然界に存在しており、日々摂取している。


しかし、日常的に摂取しているので取込んだ分だけ排泄できるようになっている。


このように、自然界に存在している放射線は人の体に溜め込まないようになっている。



しかし、元々自然界に存在していなかった放射線ヨウ素は想定外で


体に取り込まれる前提がない。



その為、排泄されにくい。





放射線とは?


放射能放射線を出す能力


ケータイの電磁波、ストーブの赤外線などの電波の一種。



電波は体にいいものもあれば、放射線のようにとてつもなく悪いものもある。


とてつもなく悪いのが放射線



外から浴びるのは全然気にしない。


飛行機に乗ると、宇宙線という放射線を浴びている。



なぜ気にしないか?


外から浴びる分には通り過ぎてしまうから。


それはもちろん、体の中で遺伝子を壊してしまう。



ただ、人間の免疫力で遺伝子を修復してくれる。


それが修復しきれなくなるほど遺伝子が壊れてしまうと、発ガンする。




遺伝子を壊される量と、自分で修復する量のバランスが重要。



遺伝子を壊される量というのは、浴びる放射線の量で決まる。


外から浴びるより、体の内側からうたれることの方がよほど怖い。


距離が近ければ近いほど危険になる。




放射線を測る時測りやすいのはガンマ線が基準。


紙、金属、厚い鉄の板で止まる。



紙を通ることすらできなアルファ線


紙は通るが薄い金属で止まるいベータ線



(ж>▽<)Enjoy!! Organic Life♪

ヨウ素ベータ線



ガンマに比べたら弱い???


いや、破壊力が桁外れに強い。


飛ばない、突き抜けない代わりに周囲に対する破壊力がものすごく強い。


時限爆弾のようなもの。




体の内側に入れてしまうと、ベータ線は1mも飛ばないから、測定できない。



ヨウ素131というのは、ベータ線を出した後に、キセノンという物になる。


その後ガンマ線も出す。


なので、体内のヨウ素を図るときはベータ線は測れず、ガンマ線のみを測っている。


ベータ線は突き抜ける力が弱いために、体の内から外に向かっては出ていけないから。





どういう形で被害を出すか?


マイクロシーベルトとは?


10万人が等しく浴びたとすると、そのうち2人~30人ほど後になって

ガンになる人が出てくる。



どの人がなるかはわからない。



ただ確実に、一定量の中では確実に一定量の人がガン死する。






放射能の影響は確率的影響。


これは確率論でしか言えない。





死んでしまった人を捕まえて、解剖しても放射能の影響だと立証することはできないし

わからない。



今、東京からも福岡などに逃げてきている人がたくさんいますが、

そういう人たちが東京へ戻ると必ずこう言われる。



「あなたは大袈裟すぎる。」


オオカミ少年に過ぎない。」


「おれたちは残っていたけど、全然平気だった何ともないしピンピンしてる。」




しかし、この被害はそうではない。




細胞の中の遺伝子が壊されて、徐々に徐々に広がって行ってガンになる。



それは10年位後じゃないとわからない。


10年後にならないと被害がはっきりしない。





この被害は、一定量以下であれば大丈夫であるという基準は存在しない。


なだらかにずっと増えていきます。





少ない量を浴びたグループでは、少ない人がガンになる。


多い量を浴びたグループでは、多い人がガンになる。


(ж>▽<)Enjoy!! Organic Life♪

オオカミ少年ではないと言われるためには、こういう仕組みで被害が


広がるものなんだと多くの人に知らせるしかない。



この情報を知らせたくない政府は、


必ず慢性的な被害を言わず急性的な被害にしか目を向けない。



「直ちに影響が出るレベルではない。」


つまりは


「直ちにでなければ必ず影響が出る。」




この被害は子供に出る。


40過ぎの大人は被害が出ない。



なぜなら、ヨウ素の被害が出る甲状腺は成長ホルモン。


大人は成長してないから被害が出ない。


子供は必死に成長してるから、被害が出る。


特に胎児に影響が出る。





恐らく、日本の中でも胎児に被害が出てないか歴史を調べた。


自然死産率を調べた。


(ж>▽<)Enjoy!! Organic Life♪


通常、黒い線の通りに死産率が推移すべきのところ、ある時期にあがっている。


一番多い時、10人に1人が生まれることができなかった。


その時期が大気圏核実験の時期であった。



日本が影響を浴びているとすれば、中国の実験。




その時に降った放射能の量は、極めて薄い


今の言葉でいえば、「直ちに影響が出るレベルではない」位のレベルが日本に降った。



直ちに影響が出てますね。





この子供たちは生まれることができなかった。


このデータは不思議なことに今までに調べられたことが全くなかった。




他の国でも明らかに胎児が生まれることができずに死んでいた。




これは非常に危険。


これを大袈裟だとか、逃げるのは卑怯だとか言うような状態そのものが危険。




南相馬村の方々は福島市に退避したが、皮肉なことに


福島市のほうが放射能の濃度が濃い。



福島県は全くそのことを公表していない、さらに長崎県の大学の教授を顧問にした。



その教授いわく、


放射能なんて全く危険じゃない。安全だ。100ミリシーベルト浴びても大丈夫だ。」



日本の基準は1ミリシーベルト



それなのに県は大丈夫だと一生懸命広報している。



「小さな子供を抱えているのに、お前は裏切るのか?」と言われるのが怖くて


みんな居座り続けている。




このままだとどういう社会になるのか?



チェルノブイリのようになる。



チェルノブイリ周辺の村では、今現在子供から順に死ぬ。



大人が子供を産んで一生懸命育てて、小学校、中学校になると


ガンを発症して死んでいく。



子供たちは親が悲しむのが嫌で我慢している。


苦しくって痛いのに、「痛くない、大丈夫だよ。」と言って死んでいく。


これは本当に地獄。




大人たちが死んでいく方がはるかにいい。


子供たちから死んでいく社会なんて。


このままだと実際に起こる。



福島市の妊婦、子供、子供を産む可能性のある人は外に出てきてほしい。


しかし、未だに日本政府はいまだに退避を指示できない。


これは犯罪的。




10年先を見てください。




発症率

ドイツ政府放射線防護省が調べた。


原発反対の人、原発推進の人含めて、徹底的に調査をした。



事故を起こした原発ではなく、通常に運転している原発の近辺に住んでいる子供の調査。



1980年から2003年の間


25m刻みに地区を分割し徹底的に調査した。


この世の中でこれ以上徹底的に調査したデータはない。




その結果、5km以内に住んでいる子供には小児白血病


死んでいる子供達が2倍以上増えている。



その子供たちが浴びている放射能の数値は



なんと、0.00009ミリシーベルトしか浴びていない。


つまり0・9マイクロシーベルト



今私たちが問題にしている数値は?



ほんのわずかな量でも、死亡する割合が高まっている。




放射能は決して人間と共存することができない。



だから、原子力は絶対にダメなんだ。





人間が昨日今日作ったものを生き物は知らない。


栄養と勘違いしてどんどん取り込んで濃縮してしまう。


食物連鎖で人間に帰ってくる。




ヨウ素で言えば甲状腺


セシウムで言えば子宮や筋肉


プルトニウムで言えば肺


ストロンチウムで言えば骨




特定のところにドンドン放射能を集めてしまう。




だから、そういったものを作ってはいけない。




外から浴びる放射能よりも内側に入るほうがはるかに危険。




しかし、日本はその基準をドンドン緩めている。



元々、食べ物の基準を持っていなかった。



あまりにひどかったため、チェルノブイリの時に輸入食品に関しては


370ベクレル以下にした。




ベクレルとは、放射能を発する側の数値


シーベルトは受け取る側の数値



今回、国内で作ったのは500ベクレル以下に設定した。


チェルノブイリの時よりさらに甘くしてしまった。



水に関して


日本

大人 200ベクレル

子供 100ベクレル



WHO(世界保健機関)

大人 10ベクレル



日本のほうが20倍甘い。



日本の基準をクリアしているからといって、まったく安全ではない。




福岡のグリーンコープでは10ベクレル以上のものは扱わないということになっている。


そうすると、今後は関東から北の食品は全然扱えないことになる。



もっと厳しい基準を持ってもらわないと体に入れてしまう。





しかし、もっと気をつけるべきは空気



私たちが体に入れる重さベースで、食べ物や飲み物の5.5倍入れているのが空気。


空気がどれだけ危険か。



空気に放射線が含まれていたら、それはまず防ぐべき。



食べ物以上に気をつけてもらったほうがいい。




テレビで言うのは、


「胸のX線写真と比較して大したことない。」


0.05マイクロシーベルト:レントゲン


でも、これは一回撮っただけの量。




空気の中にあった時の量は1時間ごとの量。


1年間で言うと、8760倍。



それに対して、エックス線を1日24枚、365日毎日撮る人なんていない。



たった一回限りのものと、365日あり続けるものとを比べるのが愚か過ぎる。


1年間吸い続けたら、438ミリシーベルト



N〇K放送局とかは故意にうそのデータとして過小評価したいためにこのデータを使っている。


今現在、放射線のほとんどは空気に含まれている。


そのため、風向きに注意しておいてほしい。


こういうもの



ヨウ素は水に溶けやすいから、雨が降ると落ちる。


雨には当たらないこと。




自分が住んでいる地域に風が向いていたら、マスクをしてほしい。


花粉症用のものでもいいから。



子供には、マスクの内側に濡れたハンカチを入れて。



IAEA(元々は原発推進のための機関)が福島市は退避したほうがいいと発表。



ところが日本政府は「大丈夫だ。」という。


そして人は居る続けている。



なぜ福島市が汚染の度合いが高くなってしまったのか?


福島市側に風が吹いた時にたまたま雪が降っていた。


そのため、雪と一緒にくっついて放射能が土壌に落とされた。



放射能から逃れることを考えると、距離だけでなく風向きが重要になってくる。




続く。。。