(ж>▽<)Enjoy!! Organic Life♪

オーガニックライフアドバイザーのつぶやき

美の大敵ですぞ!

こんばんは~!


もう福岡では桜も散って、葉桜になってしまいました。


儚いからこそ、美しいのでしょうね。。。



美しいと言えば。。。



現代栄養学で不健康食材の代表とも言われるのが、砂糖


予防医学アンチエイジングでは、もはや常識ですよね~。




ミスユニバース日本代表の栄養指導でも、精製して白い食材はNGとされています。


白米より玄米


小麦より全粒粉


そして、白砂糖よりブラウンシュガー





ここでいう砂糖とは、糖分全般ではなく精製された白砂糖のことです。



なぜ、白砂糖がこれほどよくないと言われているのか?



健康関連の情報を意識的に読まれない方はご存知ない方も多いと思いますので、

今回書いてみようと思います。



読んで損はさせません!



まず害としてどういった事が挙げられるのか?


1腸内環境を悪くする

2糖化を起こす

3低血糖を起こす

4カルシウムを骨から溶け出させる




そして、白砂糖の過剰摂取が影響していると言われているものでは



統合失調症うつ病パニック障害神経症などの精神疾患などと

間違われることがあります。



肥満、虫歯、歯槽膿漏、糖尿病、低血糖症

慢性疲労、エネルギー不足、虚弱体質、激しい生理痛、イライラや神経症


などを引き起こすとも言われています。





それでは、それぞれの悪影響について



1腸内環境を悪くする


これは2つの働きがあります。



1つめ


◆腸壁を傷つける。


砂糖は腸壁を膨張させ、透過性を高めアレルゲンを血液中に引き込みやすくします。

その結果、未消化のタンパク質が血中に入りやすくなり、アレルギーを誘発します。



2つめ


◆悪玉菌を増やす。


砂糖は胃や腸で悪玉菌やカビ菌のエサになります。


胃・・・ピロリ菌

腸・・・悪玉菌


を優勢にさせるそうです。


そして、悪玉菌を退治するために白血球の顆粒球がたくさん放出されます。

この顆粒球は死ぬときに大量に活性酸素を出して死んでいきます。


これが肌で起きると、シミになるとも言われています。




さらに砂糖の過剰摂取によって細胞が壊れやすくなり、ヒスタミン

放出されやすくなります。



ヒスタミンというのは免疫のマスト細胞から放出されるもので、

腫れくしゃみかゆみなど炎症反応を引き起こします。



大量の砂糖によって“腸内環境”が悪化すれば、腸のバリヤ機能

免疫機能が低下します。


それにより、クローン病など大腸炎の素因をつくることになります。



ちなみに、腸内環境を整える糖分としてオリゴ糖がお勧めです!


腸内細菌のバランスを取り、アレルギー体質の改善にも期待が持てます。


甘みは少ないので、使い過ぎには注意してください♪






2糖化を起こす



血糖値が急上昇すると、体内のたんぱく質が糖分子と結びついて炎症を起こし、

体内老化を早めてしまいます。



これが糖化です。


肌の内部で糖化したタンパク質は弾力を失います。


そして褐色化し、そのせいで肌表面がくすんで、黄色や褐色に見えるようになります。

シミの原因でもあります。



血糖値と聞いて思いつくのが、GI値ではないでしょうか?



GI値とは?

グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略。


その食品が体内でに変わり血糖値が上昇するスピードを計ったもの。

ブドウ糖を100とした場合の数値です。



□■砂糖類のGI値□■


ラニュー糖   109 

上白糖       108
黒砂糖        98 

はちみつ       87 
メープルシロップ 72 

てんさい糖 65 
アガベシロップ 46

果糖 22  

オリゴ糖 10




□■糖の種類□■


単糖類・・・ブドウ糖、果糖など
二糖類・・・ショ糖、麦芽糖など
多糖類・・・米、とうもろこし、じゃがいもなど



白砂糖の主成分ショ糖はブドウ糖と果糖で出来た二糖類です。



一般的には多糖類になればなるほど、糖の吸収はゆっくりになります。



ラニュー糖、氷砂糖、上白糖、三温糖は、サトウキビを原料として精製を重ね、

ミネラルやビタミンなどの栄養素がほぼ取り除かれた化学薬品のようなもの。



エンプティーカロリー食品などとも言われます。

*これは、カロリーが空なのではなく、カロリー以外の栄養素(ミネラルやビタミン)が

 含まれていないという意味です。



三温糖は茶色いのできび糖やてんさい糖のようにヘルシーなイメージですが、

白砂糖を精製して取りだした残りをさらに煮詰めてカラメル化したもの。



白砂糖に比べて微量のミネラル分を含みますが、ほぼ白砂糖と変わりません。





日常的にオススメな糖類としては、てんさい糖


砂糖大根からとった砂糖で、寒冷地でとれる作物なので砂糖なのにも関わらず

なんと「体を温める」作用があります。



善玉菌のエサになるオリゴ糖も含んでいますし、GI値も65と低い。


最近はスーパーにも売ってますし、日常的にかなり使いやすいですよ。




あと、味醂ですね。みりん風ではダメですよ!


ちゃんと醸造された味醂GI値15です♪




スイーツなどではメープルシロップやアガベシロップです。


特にアガベはGI値46と抜群に低いです。


ちょっとお値段が高いのが難点かなぁ。。。





糖化の肌症状として


・キメが粗くなる

・シワ

・くすみ

・肌のたるみ

・カサつき

・ゴワつき  など



肌のターンオーバー周期も延びます。

肌が生まれ変わる代謝機能が低下する原因にもなっています。



美肌の敵です(笑)



3低血糖を起こす

え!?糖分を摂取して、低血糖???って思いませんか?



しかし、実に20代の女性の20%、30代の30%が低血糖症とも

言われているんです。



米国の精神医学者レッサー博士によれば神経症患者の85%は

低血糖症だったとのことです。


このレッサー博士の研究は1977年アメリカ合衆国議会が承認した

マクガバン報告でも取り上げられています。


低血糖症とは、糖分をもとにして「エネルギーを作る」という重要な機能が

うまく働かなくなってしまうという代謝異常であるという状態を意味します。




白砂糖のような吸収されやすい糖分は、急激に血糖値を上げます。


急激に血糖値が上がると、体は膵臓からインシュリンというホルモンを分泌し

血糖値をこれまた急激に下げていきます。



ここまでは体の正常な機能ですので、それ事態は何の問題もありません。


菓子や清涼飲料水など大量の糖分を含んだものを毎日のように過剰に

摂取するなど、糖類を多く摂る生活が長く続くと、やがて膵臓が疲れてきて

うまく機能しなくなります。



そうなると・・・



■必要がなくてもインシュリンを分泌し続ける


■少しお菓子を食べただけで過剰に反応し、必要量以上にインシュリンを分泌


などして、常に血糖値が下がった状態が続くということです。





そういう状態になると、脳がエネルギー不足となります。



脳が思うように活動が出来なくなり、頭がボーッとしてきて、気力もなくなってきます。


そこで脳は、低血糖の状態から脱しようとします。


今度はアドレナリンというホルモンの分泌を促すのです。



体内に蓄積されている糖分を血液中に出して、正常な血糖値にするよう

指令を出します。

この時に分泌されるアドレナリンというホルモンのせいで攻撃的になってしまう

こともあるようです。



逆に、血糖値を下げる働きが鈍ることもあります。


そうなると血糖値が高い状態が続きます。


その結果、糖尿病などの慢性疾患になる恐れがあります。



4カルシウムを骨から溶け出させる




砂糖をはじめとする糖質を代謝するには、

ビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、ビオチン、マグネシウムなどが必要です。



砂糖が大量に体内に入ってくると、上記のビタミンやミネラルが必要になってきます。


本来、他の役割を果たすべきビタミンやミネラルが砂糖の代謝のために、

消費され、不足していきます。



現代食では、そうじゃなくてもビタミンミネラルが不足していると言われています。

野菜に含まれるビタミンも昔に比べて少なくなっています。


さらに清涼飲料水などで砂糖の過剰摂取です。。。




砂糖は血液を酸性にします。


そのため、血中カルシウムが不足します。


それを中和するのが骨に含まれるカルシウム。


骨からカルシウムを血中に溶かして血液を中和します。



カルシウムは他にも細胞間の信号伝達に重要な役割を持っています。

つまり、脳細胞の働きにも異常が出てくるということです。



骨粗鬆症の一因ではないかとも言われています。





対策としては


OKビタミンB系を多く含む食材を摂取する


OK血糖値を上げない工夫(ゆっくり食べる、低GI値食品など)


OK砂糖は意識的に減らす!





糖分の摂取基準は1日当たり、体重1kgあたり、1gと言われています。


以下は参考まで。


商品名・メーカー・内容量(ml)・糖度(%)・糖分(g)


・コカコーラ・コカコーラナショナルセールス(株)・500・10.8・54.0

・ダイエットコカコーラ・コカコーラナショナルセールス(株)・500・0.3・1.5

三ツ矢サイダーアサヒ飲料(株)・500・9.9・49.5

・C.C.Lemon・サントリーフーズ株式会社・500・9.8・49.0

ファイブミニ大塚製薬株式会社・100・18.1・18.1

・MIU・ダイドードリンコ株式会社・500・5.1・25.5

桃の天然水果汁3%カロリーオフ・日本たばこ産業(株)・500・4.7・23.5

アクエリアス・日本コカコーラ株式会社・500・5.3・26.5

ポカリスエット大塚製薬株式会社・245・6.7・16.4

午後の紅茶ストレートティー・キリンビバレッジ株式会社・500・4.6・23.0

午後の紅茶ミルクティー・キリンビバレッジ株式会社・500・7.5・37.5

午後の紅茶レモンティー・キリンビバレッジ株式会社・500・6.5・32.5

・充実野菜・株式会社伊藤園・280・9.1・25.5

なっちゃん!新りんご・サントリーフーズ株式会社・500・8.9・44.5

カルピスウォーター・カルピス株式会社・500・11.3・56.5

・ヤクルト・(株)ヤクルト本社・65・18.1・11.8

ブルガリアのむヨーグルト・明治乳業株式会社・240・17.7・42.5

参考資料:「清涼飲料上手な飲み方選び方」 株式会社芽ばえ社




ちなみに、摂取基準は糖分の量です。


砂糖だけじゃなく、1日に口にする他の食品などに含まれるものも

すべて含めてですので、ご注意を。。。




そんな過剰に摂取なんてしてねぇよ(* ̄Oノ ̄*)


って笑っているあなた!




意外と糖分の過剰摂取って簡単そうでしょ?




砂糖よりももっと急激に血糖値を上げる、最も老化を早める甘味料です。



その代表がブドウ糖果糖液糖や高果糖コーンシロップです。



蒸気のドリンク以外にも、アイス、缶詰、パン、みりん風調味料などに使われています。



なぜ急激に血糖値を上げるのか?


白砂糖とは違いはじめからブドウ糖と果糖に分離しているからです。




体内にあっという間に吸収され、急激に血糖値を上げます。



若い人に糖尿病が増えてるのか?


キレる子供が多いのか?


原因不明の鬱が多いのか?


こういった合成甘味料の存在も疑われています。



ちなみにノンカロリー、0カロリードリンクは砂糖ではなく、

非糖質の合成甘味料が使われています。



カロリーは低いですが、、、、


カロリーがないということは、脳に満足感が届かないということでもあるのです。

ということは、「また甘いものが飲みたくなる」ということ。



ヘルシーだと思って飲んでいるのに、結局必要以上に

添加物の入った飲み物が欲しくなってしまうということです。。。



企業にとっては最高のツールですよね。



甘さは一緒で、カロリーが低い!

さらにヘルシーなんて都合がいいものはありません。


それ以上にデメリットがあるのではないでしょうか?




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>>Vanillaさんブログ