油煮
こんにちは~。
今日の福岡はすごい雨です。
今日は自宅でゆっくりしている人も多いんだろうなぁ。
なんて考えながら、とあるカフェでブログを書いております~。
さてさて、新型栄養失調の続きの記事です!!
過去記事はコチラ
新型 栄養失調とは?
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今回は前回の
水煮
ブランチング に引き続き、
油煮
リン酸塩 ですね~!
ではでは早速いきましょうか!
油煮
読んで字のごとく、油で煮るということなんですが
なぜ油で煮るとミネラルが溶け出すのか???
答えに行く前に、みなさんに質問!
天ぷらやフライを食べたとき、何の油で揚げたかわかりますか???
菜種油?
ごま油?
大豆油?
はたまたオリーブオイル?
ほとんどの人がわからないと思います。
なぜ????
ひと言でいうと、
油が限りなく油になってしまっているから!
え!? 油は油でしょ???
なんのこっちゃ???
ってなりますよね(笑)
別にふざけてるわけでもなんでもなくて、
・大豆油の大豆らしさ
・菜種油の菜種らしさ
・オリーブオイルのオリーブらしさ
これらを取り除いて、純粋な油にしようとしているためです。
具体的に言うと、
カロチンや葉緑素などの色素や
その植物独特の風味などが
徹底的に取り除かれて
できるだけ無色透明、かつ無臭な油にしているためです。
サラダ油なんて、さらに純度が高いモノなんですが、
原料がなんだかまったくもって想像できないでしょ???
サラダを絞って油を作るのか????
んなわけないし。。。
(^_^;)
最近は業務用でもサラダ油を使う所が多いようです。
そりゃ確かに、できるだけ純度が高い油のほうが使いやすいですよね。
栄養が残っていれば、腐りやすいし、匂いが合わない料理には使えない。
デコレーションケーキから菜種の臭いがしてきたら食欲無くすし。。。
しかし、
そんな純度の高い油で野菜などを煮るとどうなるか?
食材から栄養素が流れ出ます。
特に脂溶性の成分は流れやすい。
昔のような純度の低い油であれば、成分が溶け出しても
油に含まれる栄養成分が食材に取り込まれるので、食材から一方的に
栄養が減ることはなかったんですね。
ちなみに、昔ながらの製法で作られた油ってこんなのね
↓
色が違うでしょ?
今のてんぷらやフライでは、
・栄養は油に流れ出て
・高純度な油のみが食材に取り込まれている
ということですね。
そら太るわ・・・・。
(-"-;A
だったら、加工されていないバターなら大丈夫♪
だと、レストランでバターの香りが高いオムレツを食べても、
実際に使われているのは、多くの場合バターではないとかね。。。
菜種油と大豆油にバターの香りをつけた業務用のバターフレーバーオイルが使われています。
この方が安いためです。
油だけで結構長くなってしまいましたが、身近な問題なのでぜひとも意識していただきたいですね。
油について興味がある方はコチラのアブラシリーズもぜひご一読くださいね。
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リン酸塩
こちらもすぐに書きまっす!
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最近更新が少ないので、コメントも減り気味ですねぇ~。
自業自得だ(笑)