(ж>▽<)Enjoy!! Organic Life♪

オーガニックライフアドバイザーのつぶやき

去年のオーガニック

こんにちは~!

久々に農林水産省のHPをのぞいてみたところ、
平成24年度の有機の格付け実績が更新されていました。

これ→平成24年度有機農産物等の格付実績(平成26年2月14日 訂正)(PDF:87KB)


これは、平成24年度の1年間で
日本基準の有機(オーガニック)の認証を受けた
農産物の量を表したものですね。


表には2種類書かれていますね。


①国内で格付けされたもの

②外国で格付けされたもの


この2つの違いは、生産地の違い。



①のほうは、
日本で作った農産物に、日本基準のオーガニックで認証をとったもの。

②は、
海外で作った農作物に、日本基準のオーガニックで認証をとったもの。



この意味分かるかな?



一言でオーガニックと言っても、
基準が国によって微妙に違うんだよね。


どこの国の基準で作って、
認証を取ったかによってつけるマークが変わってくる。



例えば、日本の有機JASマークはコレ



ヨーロッパだとこんなの


そして、アメリカはこれ


オーストラリアはこれ



それぞれの国で決められたルールの中で作って、
その国の指定機関からオッケーをもらえれば認証がもらえる。


だから、例えばアメリカで作った野菜を日本の有機JASの基準で作る


生産地 :アメリカ
生産基準:有機JAS

これだと、日本の有機JASマークを付けて日本で販売できるということ。


そして、有機の推移もありましたよ。
 これ→国内における有機農産物の格付実績の推移(PDF:135KB)


ん~。

一応、微増・・・って感じですかね。


23年度から比べて、総量で見てみるとちょっと増えてるけど、
残念ながらパーセンテージで見ると、

0.24%で変化なしか・・・


普通のお野菜 25,194,900トン
有機のお野菜        61,291トン
                                0.24 %

農林水産省では、平成30年までの目標として
有機農業の土地を今の2倍に増やすことを目標としているようです。



もちろん、大切なことですし、
ドンドン増えていくことは必要なことだと思うんだけど


もうちょっと現場も見て欲しいなぁというのも正直な意見かな。




自分の知り合いの農家さんは、
無農薬で作られている方がほとんどです。


肥料に関しては、
有機肥料を使っていたり、
肥料すら使わない人もいたりと様々。


ただ、ほとんどの方が有機JASの認証を取っていないんです。



なぜか?

取るメリットが少ないから。



これに尽きるでしょうね。



そういう意味では、
農薬を使っていない畑や田んぼの割合は倍以上あると思うんだよね。


認証を取ってないだけで。


自分の知り合いのお茶の農家の方も数年前から
有機JASを取るのをやめたそうです。


手間もお金も掛かる。

その割に、マークがついてるから売れるわけでもない。

買ってくれる人は、マークがなくても買ってくれる。



だって、消費者からしたら

マークがついてるかどうかって

そんなに重要じゃなくない?



元々、有機、オーガニックに関するシステム自体が
海外のものを流用してるんですよね。


でも、日本と海外(特に欧米)では、農業のスタイルが違い過ぎる。


生産者のサポートを考えるなら、
もうちょっと違うやり方が必要だと思うのです。。。。

そうしないと、認定を取る農家さんはあまり増えないと思うんだよな。



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