ミネラルウォーターの違い
巷にはミネラルウォーターが溢れていますよね。
◆コンビニで売っているような500mlで100円程度のもの
◆高級スーパーで売っているような2Lで800円とかするもの
◆宅配の設置型ミネラルウォーター
これらだけではないと思いますが、この違いってなんや???
ということで、調べてみました。
ミネラルウォーター
ボトルドウォーター
と大きく分けて4つに分けられるようです。
特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。
ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水
(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水
(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む)をいう)
を原水としたもの。
ミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的などのためにミネラル調整、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合などが行われているもの。
ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外に次にあげる処理を行ったもの
※複数の原水の混合
※ミネラル分の微調整
※抜気など
ボトルドウォーター
日本でもっとも一般的なミネラルウォーター。
食品衛生法にて「85℃で30分以上加熱するか、それと同等の熱量を加えたもの」という定めに従って処理されたもの。
ただし処理の仕方は各メーカによってまちまち。
その他、原水が地下水以外の場合
※純水
※蒸留水
※水道水など
安全面では確実だが、微量ではあるが水の中の酸素や炭酸ガスが失われ、ミネラル分も減少、変質する可能性があり、人体に有益な生菌も死滅してしまうと言われています。
水にどこまで求めるのかということもありますが。。。(笑)
日本でのミネラルウォーターの生産量ランキングベスト3!
(2009年)
1位:34% 山梨県
2位:14% 静岡県
3位:14% 鳥取県
ヨーロッパ(EU)のミネラルウォーターの基準
日本との大きな違いは、天然のままで 人為的な処理が一切加えられていないという点。
ヨーロッパ(EU加盟国)のミネラルウォーター製造基準は、日本とは比較にならないくらい厳しい
もので、『ミネラルウォーター』と名乗るためには4つの条件をクリアしなければならない。
◇水源があらゆる汚染から完全に隔離されている地下水であり、また水源の周囲の自然環境か
きちんと保護されていること。
◇飲み続けることで健康に好適な特性があることが、科学的、医学的、または臨床学的に証明さ
れていること。
◇人体にとって安全な生菌が正常な範囲内で生きており、殺菌やミネラル分の添加など、あらゆ
る人為的な加工をしていないこと。
◇水が地下の水源から一切空気に触れることなくボトリングされていること。
その他にも
「人体の健康に有益なミネラルを一定量保持していること」
「その含有成分や温度、性質が常に安定していること」
などと、細かい条件が山ほどあるようです。
ヨーロッパでは「水源には一切手を加えない」ことをナチュラルミネラルウォーターを生産する上での大前提としています。
素晴らしい!
厳しいヨーロッパの基準の背景
日本では昔から美味しい水が身近なものでした。
川や井戸にていつでも美味しい水を飲むことができました。
しかし、ヨーロッパでは洗濯洗剤の時も書いたように硬水が多いです。
硬水は飲むのにはあまり適しておらず、美味しい水の水源が大変貴重なものだったのでしょう。
そーいえば、ヨーロッパのレストランでは水はただではなかったな。。。
それとは逆に、日本ではあまりにも美味しい水が身近にありすぎたために、その大切さを見失っているのかもしれませんね。
ミネラルウォーターに関しても色々な意見がありますね。
わざわざヨーロッパから輸入した水を日本人が飲む必要があるのか?
土地の水を飲むのが一番健康にいい。
などなど
バナジウムやアルカリイオン水など健康に良さそうなイメージがありますが、科学的に証明されたものではないのでご注意を。
あくまでも「そのような説が発表された」という段階で、ミネラルウォーターで特保を受けたものは現時点ではないようです。
ちなみに、水は一度にの摂取で250ml程度しか吸収できないと言われています。
飲むときはちょびちょび飲みましょう♪
軟水
◎赤ちゃん用として
◎薬を飲む
◎おいしい水を飲みたい
◎お茶、紅茶、コーヒーを美味しく入れたい
◎飲む、料理何にでも使いたい
◎氷を作る
◎和食を作る
◎野菜をやわらかく煮込む
◎ご飯をふっくら炊き上げる
◎和風だしをとる
硬水
◎ダイエット(食事制限)をしている
◎洋風煮込みを作る
◎アクを取る
◎野菜を歯ごたえを残しゆでる
炭酸水
◎飲み物に変化をつけたい時
◎食欲を増したい
海洋深層水
◎いつもと違う水を飲みたい
◎沢山の種類のミネラルを取りたい
水は体内でどんな働きをしているのでしょうか?
一日に約2.5Lの水分を必要としている私たちの体の中では、どのように水が使われているのだろうか?
大まかに分けると細胞の中、細胞の組織間、血液などに分けられます。
◆循環:血液、リンパ液、その他
◆活性化、新陳代謝:細胞、体液、その他
◆消化、吸収:胃、腸、その他
◆潤滑、保護:皮膚、粘膜、その他
他にも、体温調整や、血圧調整などまだまだたくさんの働きがあります。
体の中では水分を媒体としているので、水分無しでは何も活動できません。
含まれる水分の高い器官は
血液 = 約83%
腎臓 = 約83%
心臓 = 約79%
肺 = 約79%
筋肉 = 約76%
脳 = 約75%
腸菅 = 約75%
皮膚 = 約72%
肝臓 = 約68%
骨 = 約22%
脂肪 = 約10%
参考URL:
すばらしい水の話:http://www.mizubia.com/erabu.html
いい水ドットコムhttp://www.11mizu.com/index.htm