ふぅ。
ようやく上巻を読み終わりました!
読んでみた感想は、
おぉやっぱり!
という点と、
へぇ~そういう結果もあるんだ。
という感じ。
正直、以前までは欧米人と日本人では根本的に体質が違うと思っていました。
しかし、この本を読む限りはそこまでの違いはなさそう。
肉や牛乳もアメリカ人だから体にいいのだろうと思っていましたが、
この本では欧米人も動物性タンパク質の弊害があることをキッチリと結果として示していました。
チャイナプロジェクトなんていう壮大なプロジェクトがあったことも知らなかった。
中国人は牛乳を飲まないのに、なぜ骨粗鬆率がはるかに欧米より低いのか。
中国人の平均カロリー摂取率はアメリカ人の平均よりもはるかに多いのに、肥満が少なく健康な人が多いのか。
そして、覆された常識。。。
動物タンパクでなければ大きくなれないという常識。
牛乳で健康になれるという常識。
ガンの進行は止められないという常識。
良質=体に良いという常識。
などなど。
日本人も同じアジア人なので、参考になる部分はかなり多いと感じられました。
何より興味深いのが、
アフラトキシンというかなり強い発がん性物質に対してカゼインの摂取量で
肝臓ガンを増殖、発症をはじめとしてコントロールする研究結果について。
専門用語があり、翻訳が結構難しく、日本語の表現が???というところもありますが、まぁ伝わります(笑)
ニューヨークタイムズ紙が「疫学研究のグランプリ」と絶賛したこの研究。
信じるか信じないかは・・・あなた次第です(笑)