(ж>▽<)Enjoy!! Organic Life♪

オーガニックライフアドバイザーのつぶやき

アブラ 選び方

おはよーございます!!


福岡市は雪こそ降っていないものの、あらゆる水が凍っているようです。

あるガソリンスタンドの洗車機も凍結で使用禁止になっていました(笑)





さて、今日は油の選び方について書きますね。




本来、食用の油は生鮮品と同類のものです。






Qなぜか?





長く保存できないからです。







酸化するのはオメガの記事でも書きました。


しかし、スーパーに置かれている油は光を通すプラスチックの容器に入って

常温の商品棚に置かれています。






Qなぜ酸化しないのでしょうか?




一般的な油の作られ方に答えがありそうです。





大手メーカーの食用油はほとんどが化学溶剤を添加した


溶剤抽出法 という作り方をしています。



溶剤抽出法



油の原料になる植物の種、木の実、豆などを洗浄

   ↓

外皮が取り除かれる

   ↓

原料を細かくフレーク状にする

   ↓

溶剤を添加  「ヘキサン」「ヘプタン」といった石油系の物

   ↓

混ぜ合わせて熱して撹拌

   ↓

材料から根こそぎ油分を溶かしだす

   ↓

高温で溶剤を気化させる

   ↓

水とリン酸を加えて加熱 レシチン、食物繊維、カルシウム、鉄など

栄養成分を取り除く

   ↓

110℃で加熱し脱色 ベータカロテン、ビタミンE、香りが抜ける

   ↓

劣化臭を取り除くために、240~270℃で長時間加熱し脱臭

   ↓

保存剤を添加して完成。




どうですか?


まさかこんな加工のされ方とは・・・



最後の高温加熱によってトランス脂肪酸が生成されてしまいます。



不飽和脂肪酸


メラメラ150℃を超えると分子構造が突然変異を起こす


メラメラ160℃を超えると確実にトランス脂肪へと変貌


メラメラ200℃を超えるとトランス脂肪が連鎖するように急激に増加


それでは、選ぶときの条件を



避けたいもの


NG製造過程で熱が加わったもの

NG化学薬品で処理されたり、水素添加されたもの

NG空気にさらされていた時間があるもの

NGラベルの表示に「植物性油脂」、「食用精製加工油脂」と書かれているもの



選びたいもの


OK低温圧搾(コールドプレス)

OKオーガニック認証

OK自社生産、自社瓶詰



OK低温圧搾(コールドプレス)

低温圧搾とは、30℃以上の熱は一切かけずに原料を搾って油を抽出したもの。

フレッシュで栄養も豊富、何より安全です。


値段は高いですが、その分の価値があります。



OKオーガニック認証


選択肢にオーガニックの商品があれば、こちらのほうが安全といえるでしょう。

農薬の問題など、原料からできるだけ加工されていないものを選びたいので

安心できますね。



OK自社生産、自社瓶詰


原料を収穫してから加工するまでの時間の問題です。

なるべくフレッシュなものでないと酸化してしまうので、自社にて短時間で

処理されているものがベストです。



あと、できれば遮光ビンに入っているもの。

紫外線によって酸化するので。。。


保存も冷蔵庫がお勧めです。




そして、オリーブオイルについては3種類ありますよね。


1エクストラバージンオリーブオイル

2ピュアオリーブオイル

3オリーブマースオイル



ぜひ1エクストラバージンオリーブオイルを選んでください。


2ピュアオリーブオイル3オリーブマースオイルは化学溶剤を

使って抽出しています。


しかも、高温で精製しているのでトランス脂肪を含んでいるためです。




ぜひぜひ今回の記事のベースになっている

Vanillaさんの記事 と この本も読んでみてくださいね。

病気がイヤなら「油」を変えなさい!―危ない“トランス脂肪”だらけの食の改善法/山田 豊文
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1脂肪とは


2トランス脂肪酸


3トランス脂肪酸の害


4オメガ3


5オメガ6


6オメガ9


7アブラ 選び方