野菜売場
先日お願いしていた産地・成分表示の確認はしていただけましたでしょうか?
それらを見て、なんとなくイメージの湧くものとそうでないものがあると思います。
なるべくイメージの湧く、身近にあるもので作られているほうが安心できますよね。
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┃★┃今回は野菜売場、特に今の時期が旬の野菜についてです。
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★カリフラワー
★冬キャベツ
★ごぼう
★だいこん
★にら
について
【カリフラワー】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<購入>
┗大きくどっしりとしているものが多い店で買いましょう。
よい土壌で育ったカリフラワーは使用される農薬が少ないです。
<調理>
┗細かく切り分け、芯と葉っぱは捨てます。5分から10分は水につけて置いてください。
その後、5分ほど湯でこぼしてください。カリフラワーのビタミンCは溶け出しにくいので長めにゆでても安心です。
<栄養>
┗ビタミンCとカリウムが豊富です。美肌、疲労回復に最適です♪
カリウムが余分な塩分を対外に排出してくれます。
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【冬キャベツ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<購入>
┗どっしりと重いものを選びましょう!
カット売りのものは、芯の長さを見てください。
全体の高さの3分の1以下のものを選んでくださいね。
外側の葉の色も見てください。紫がかっているとリン酸不足で病気への抵抗力が弱い証拠です。
農薬を多く使用した可能性があります。
<調理>
┗外側の葉を捨てればOKです!
最初に外に出てきた葉で、この葉がずっと農薬やダイオキシンを浴びてくれています。
この葉さえ捨ててしまえば、中の葉には被害はほぼないです。
<栄養>
┗ビタミンUが豊富です♪
消化吸収を助けるため、胃腸が弱い人は積極的に食べたいですね。
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【ごぼう】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<購入>
┗太さが均一で曲がったりしていないものを選びましょう。
極端に太いもの、細いものがある売場は避けたほうが賢明です。
表面がきれいで、10円玉ぐらいの太さの物を選んでください。
<調理>
┗定番ですが、水で流しながら表面に付着している土を落としてください。
土中に塩素系農薬、ダイオキシンなどの不安物質が含まれている可能性があるためです。
その後、表面の皮もホイルや包丁の背などで取りましょう。
<栄養>
┗食物繊維が豊富です。イヌリンという食物繊維が血糖値の低下を促し、
整腸作用や便秘の解消なども期待できます。
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【だいこん】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<購入>
┗ひげ根がまっすぐ等間隔に揃っていて、根の穴が少ない小さいものを選んでください。
よい土で育ったものの特長です。
全体的に色が白く、表面がきれいなのもポイントです。
<調理>
┗根:表面の土をしっかり落とせば安心です。
農薬は土の中からまでは吸収されません。
土に残るダイオキシンが心配なので、それを丁寧に落としてください。
葉:大根の栄養価はほとんどが葉にあります。
葉を食べることが大切なのですが、農薬は葉に残ります。
水でよく流し、食べやすい大きさに切ってから熱湯で2分間ゆでてください。
その後冷水でしめてください。
<栄養>
┗根:ほとんどが水分です。消化酵素であるジアスターゼが豊富です。
これはでんぷん分解酵素なので消化促進の効果が期待されます。
葉:抗酸化のβカロテンやビタミンCが豊富です。
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【にら】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<購入>
┗葉が厚く幅もあるしっかりとしているものを選びましょう。
病害虫には強く、農薬を使用せずとも育ちやすいのが特徴ですが、化学肥料の過多が気になります。
葉が薄いものは化学肥料の与えすぎで農薬や硝酸塩も多い恐れがあります。
<調理>
┗3分間ほど流水にさらし、食べやすい大きさに切ってから熱湯でゆでましょう。
これで不安物質を減らすことが出来ます。
<栄養>
┗にらのにおいの元である硫化アリルには解熱や殺菌作用があります。
ビタミンAも豊富で炒めて食べることで吸収率がよくなるので、質のよい油と炒めるのがお勧めです。
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今回のメルマガでもわかるように、野菜にある不安物質は主に3つ!
①残留農薬
>残留農薬は表面を取り除くこと
②硝酸塩
>硝酸塩は熱湯でゆでる
③ダイオキシン
>ダイオキシンは土が残らないようにする
特にダイオキシンは人体の内分泌系に影響を及ぼすので十分に注意しましょう。
次号は果物についてお届けしますね♪
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