それぞれの基準
オーガニック。
この業界に興味を持ち始めて日々思うこと。
情報に振り回されそうになるということ。
マクロで見るか、ミクロで見るか。
基準についてもそれぞれで、絶対的な基準などないということがよくわかった。
自然のものだから安心というわけでもないし、人工的なものだから危険というわけでもない。
人体実験など出来ないし、人も個体差がある。
そんな中、多くの事実を自分なりに解釈していく必要がある。
あるサイトで書かれていたのが
①危険だというデータが出てこないからとりあえず使い続ける。
②危険でないというデータが出てこないから、使うことを避ける。
①が日本の姿勢で、②が今のヨーロッパのムーブメントを呼んでいると。
確かに、国が使用を控えるようにと指示を出せば、影響は甚大だろう。
日本というお国柄、なぜ使用してはいけないかを100%理論で説明しないと納得しないのかもしれない。
ここ数年の日本を見ている限りでは、消費者側の動きで国を動かすことはかなり厳しいだろう。
デモや抗議運動も他国と比べると控えめ。
しかし、出来ないことはないと思う。
そういった行動でなくても、
産地を確認すること
餌や育て方を確認すること
流通の状況を確認すること
などなど、消費者の意識を高めることで小売が意識を変える。
チャイナフリーのときのように、動くこともある。
アメリカや欧州では、宗教や思想などで個人のこだわりが尊重されている。
ベジタリアンなど
日本人では遠慮しがちなことだと思う。
自分もある時期、肉がよくないと思っていた。
ラグビーをやっていたときである。
肉を除いた食事にしていた。
チームメイトとご飯に行くときや部活の遠征でも自分だけ別メニューだった。
海外ではベジタリアンメニューがあったので、そのときは助かった記憶がある。
しかし、日本で肉を避けるということがどれほど大変か。。。。。
あの時は精神的にも辛かった覚えがある。
学食のチャーハンのチャーシューを一個一個取り除いていたなぁ(笑)
しかし、ここ数年はアレルギーの子供が増えてきたせいもあってか
自己主張が少しずつ増えてきた。
そばアレルギーなどは命の危険にも及ぶからだ。。。。
逆を言えば、それくらいの危機が迫ってこないと出来ないということなのかもしれない。
オーガニックを広げていくのは、目に見えない危機を煽ることになるときがある。
どこまでを許容範囲とするかはそれぞれだが、
選択肢は条件のすべてを把握していて初めて公平に判断できると思う。
自分自身、まだまだ勉強不足なので知らないことが多い。
いまだに「そうだったのか・・・」と思うことが多々ある。
それだけ情報が表面に出ていない証拠でもあるのかもしれない。
すべてを把握することは不可能だろうか?
化粧品でいえば、
オーガニック成分配合
>オーガニックの何がどれくらい配合されてるの?
自然派化粧品
>派とは?自然じゃないものはどのくらい入ってるの?
無添加化粧品
>何が無添加なの?旧指定成分?防腐剤?保存料?着色料?
認定商品
>どういった認証なの?どこまでが対象で、どこからが対象じゃないの?
海外には認証機関がいくつかある。
それぞれに基準が違うため、一概に比べられない。
以前買った雑誌に上記のようなコスメや化粧品が乱立されていた。
成分をよくよく調べるとBGやメチルエタノールなど普通に入っている商品もある。。。。。
雑誌のイメージに踊らされて、すべて安全性が高いと思い込んでいた。
やっぱり自分で調べて見ないとわからない。
自分の店をやるときには、
どういった基準で商品を選んでいて、何がどういいのか、商品それぞれのメリットとデメリットを理解していただけるようにしたいと思っている。(具体的なプランはまだ未完成です。。。。)
よいアイディアがあれば、ぜひぜひ教えてくださいm(_ _)m
あぁ~いろいろ余計なことを考えすぎかも。。。。
もっとポジティブに行かないと♪