ワイシャツが白くなる秘密。。。
先日の記事
こちらで石けんと合成洗剤の違いはお分かりいただけたでしょうか?
環境への負担を生分解性で比べれば
石鹸に勝るものなし。
(* ̄Oノ ̄*)
そして、合成洗剤(石油系)も改良を重ね、問題にはならないレベルに。
では、一般的な合成洗剤の界面活性剤以外の成分について書きます。
何回かに分けて書きますね。
「ワイシャツが真っ白に仕上がる!!」の理由。
できるビジネスマンの必須アイテムの一つに、
まぶしいほど真っ白なワイシャツが挙げられることもありますよね。
このワイシャツ、実は布の段階で蛍光染料が使われています。
*今回はワイシャツとして書いていますが、ワイシャツに限らないです!!
この蛍光染料は紫外線に反応し、蛍光を発して白さを感じさせます。
会社の飲み会の二次会などで、カラオケに行くとブラックライトで
やたらと男性社員のワイシャツが光っていませんか???
この蛍光染料は残念ながら、洗濯すればするほど徐々に落ちていきます。
そうすると、自慢の白いワイシャツもちょっとずつ白さが落ちてくる。。。。
本来の生成(きなり)の色に戻っただけなんですけどね。
それで市販の洗剤に配合されているのが、「蛍光剤」や「蛍光増白剤」です。
この蛍光増白剤は衣類の繊維に付着して白さを際立たせます。
配合されている蛍光増白剤の割合が増えれば増えるほど、白さUP!!
染め直し完了!というわけです。
しかし、もともとの繊維はそんなに白くはありません。
わざわざ漂白、蛍光剤を付着させて、洗濯して落ちたからまた染めましょう♪というのは
悪循環だと思いませんか?
さらに、この蛍光増白剤は
食品衛生法では台所用布巾には使用禁止!
薬事法では、医療用のガーゼや脱脂綿にも使用禁止!
ベビー用品にも使えません。。。。
ということは安全性に問題があるということですよね。
特に肌が敏感な人などは気をつけなくちゃ。
台所で使う布巾や赤ちゃん用の衣服など、この蛍光増白剤が入った洗剤で洗っていませんか?
法律では禁止されていますよ!!
白くない自然な生成色のワイシャツが、環境を考えたエコビジネスマンの
必須アイテムになる日が来るかもしれませんね。
そういったメーカーもいずれ出てくるかな?
次回はコンパクト洗剤とバイオ酵素について♪