コンパクト洗剤とバイオ酵素について
今日はコンパクト洗剤とバイオ酵素について書きます。
「少量で経済的」と言われるコンパクト洗剤
粉の洗剤には湿気から守るために乾燥剤としてホウ酸が入っています。
そのホウ酸が物によっては助剤として総量の半分くらい入っているものもあります。
それを減らしてその分、強力な界面活性剤を増やしているんですね~。
トータルとして一杯で使う総量が減っても、界面活性剤自体の総量が増えているというケースも。。。。。。
続いてバイオ酵素系の洗剤
こういったバイオ酵素系の物は、繊維の中から汚れを落とすため
繊維を分解するアルカリラーゼを使っています。
分解ということは、、、、、
汚れも繊維ごと一緒に消えるということ。。。。。。
(正確には繊維素を分解します。)
柔軟剤や漂白剤
柔軟剤や漂白剤も種類の違う界面活性剤です。
さらに、これらは衣類に残留しないと効果を発揮しない。。。。
敏感肌の人は心配ですよね。
フワフワなバスタオルが大好き!!という人は少なくないかもしれませんが、
柔軟剤や帯電防止剤って防水効果もあるんです。
なので、逆に吸水効果が悪くなるってご存知でしたか???
最近の繊維製品は多くがすでに柔軟仕上げがされています。
だから、買った当初はフワッフワで柔らか~い肌触りなんです。
しかぁし、その効果も洗濯を重ねることでちょっとずつ失われていきます
なので、柔軟剤を使わなければ!!!という考えになるんですね。
多くのオーガニックコットン製品や以前紹介した宮原タオルのあんしんなタオル などは、
柔軟仕上げがされていません。
しかし、もとから自然の風合いを生かして作られており、加工段階でも工夫されているので柔らかいんですね♪
先日、バスタオル2枚目をリピートしました(笑)
こうやって、成分について色々と調べて見ると
人体に害があるかもしれない蛍光増白剤なんていらないし
繊維まで溶かす酵素なんて無意味だし
コンパクトになっても、環境汚染の問題児になっている強力な界面活性剤が増えたら意味ないし
柔軟仕上げはしたい人がすればいいし
抗菌しなければならないほど汚れてもないし
と思いませんか?
さらに、洗剤の本来の役割である「汚れを落とす」という観点からずれていると思いませんか?
シャツが白くなくなって困るという人は、もとから自然の風合いを生かしたシャツを着る。
タオルが硬くなるという人は、加工段階で柔軟剤を使っていないタオルを買う。
などなどの手段があります。
しかし、これらの選択肢を検討するにも
どうやって作られているのかがわからなければ検討もできない!
やはり、生産者の顔が見えるものでないと。
汚れを落とすという観点に戻ると、
最近は洗濯機の性能も上がってきていますよね。
水を活性化させて洗うだとか、イオン洗浄、超音波、電解水など色々とあります。
環境にはこの洗濯機を使って洗濯をするのが一番環境にはいいでしょうね!
なんせ、水しか使いませんからね♪
次回は、水だけで洗うのはちょっとぉ。。。。。
というかたに、洗剤を使わずに効果的に洗濯する方法をお教えします!!
長くなってしまって申し訳ございません!!なるべく早く、分かりやすく書くようにします!
なるべく新しいデータを元に書いていますが、
間違ってるぞ!
そのデータは古いぞ!
オレはその意見には反対だ!
などなどありましたら、ぜひぜひご指摘ください。